第十一回

ゲゲゲのタロットde毛が映えます!


編 集 長 :このコーナーでは、大胆に、そして美しく未来を21世紀を予言する、
       というのが趣旨でした。しかし、途中から知らないうちに方向が
       ずれてしまって、対談はあらぬ方向へ。そこで今回は、いつもの
       紺洲堂主人ではなく・・・・
謎の占い師:次の方〜
編 集 長 :ゲストを代えてお送りしたいと思います。本日のゲストは、当たると評判
       の渋谷109の近所にいる占い師です。
謎の占い師:次の方、早く入ってください!あと予約でいっぱいなんだから。
編 集 長 :とてもそんなに売れているとは思えないんですけど・・・・。
謎の占い師:フッ。君が対談の相手を私に決めたことなど、私のタロットがお見通しだ。
編 集 長 :(予約の電話を入れただろ!)ですよね、さすが大先生。
謎の占い師:ま、なんていうかな。私のレベルになると、起きることが全部分かっちゃうから、
       ある意味、つまんないんだよね。で、キミは何を占ってもらいたいの?
編 集 長 :って、分かってないじゃん!
謎の占い師:チッ。これだから素人は・・・。
編 集 長 :私が何を占って欲しいか、占いで当ててみてくださいよ。
謎の占い師:キミねぇ。占いってのは、占った結果を受け入れる覚悟がないと無意味なんだよ。
       ・・・・・。しょうがないから当てよう。
編 集 長 :ドッキドキ。ワックワク。
謎の占い師:フッ。 「宝くじの当たり番号」か「今日の夕飯のおかず」、だな。
編 集 長 :では、夕飯のおかずで。ちなみに昨日はさばの味噌煮でした。
謎の占い師:そんな事は簡単だ。・・・・・。しばし待て。
編 集 長 :本当に簡単なんですか!?
謎の占い師:私にフカノウという文字はない。
編 集 長 :(って、漢字で「不可能」って書けないのか、この人)
謎の占い師:・・・・・もしもし、Boominのお宅ですか?今日の夕飯は何かって、
       Boominが聞いているんですけど。え、はい、はい。分かりました。
       よろしく伝えておきます。
編 集 長 :で、何ですか?(一応聞いておくけど)
謎の占い師:さばの照り焼きだ。間違いない。
編 集 長 :・・・・・。では、宝くじの当たり番号は?
謎の占い師:12・3・21・19・7・4だ。
編 集 長 :な、なぜそれが、さらっと出てくるのですか?
謎の占い師:今日の朝刊に載っていた。券を買っているなら換金してきた方がいいぞ。
編 集 長 :占って無いじゃん・・・・。
謎の占い師:誰も占う、とは言っていない。「当てる」としか言っていないぞ、私は。
編 集 長 :・・・・・ですよね。では、話題を変えます。私が火星に立つことは可能ですか?
謎の占い師:ふ、かのうだ。
編 集 長 :え?どっちなんですか。
謎の占い師:ふ、かのうだ。何度も言わせるな!喝〜〜〜〜〜!
編 集 長 :ちょっと、伺いますが、あなたの一日の予約の件数は。
謎の占い師:30.2468件ぐらいかな。
編 集 長 :どのようなことを占うことが多いんでしょうか?
謎の占い師:恋愛相談とかぁ・・・・。渋谷だしー。
編 集 長 :軽いッスねぇ。
謎の占い師:キミまで軽くならなくてよろしい。なんなら、キミの恋愛運、占ってあげようか。
編 集 長 :え・・・・(ポッ)それは勘弁し・・・。
謎の占い師:当分、チャンスないよ。あきらめたら?
編 集 長 :ガーーーーーーーーーーン     聞いてないっつうの。
謎の占い師 :私の占った結果、キミの深層心理が「知りたい」と希望していたのだ。
       文句があるなら、キミの深層心理に言いなさい。
編 集 長 :ど、どこで判断を?ソースキボンヌ。
謎の占い師:企業ヒ・ミ・ツ♪詳しいことを知りたい人は、このページへ飛ぶんだ!
編 集 長 :い、いつのまにこんなアブナイ写真を・・・・。
謎の占い師:キミのことは、このタロットでお見通しなのさ。
      いまなら、このタロットに「大吟醸 紺洲」をつけて一万円!
編 集 長 :また通販かよ!